胸の痛みと息苦しさ

ヨグマタジの瞑想に出会う前の苦しんでいた頃、対人関係で恐れていたのは、誰かと対面して2人で話している時に、突然、胸がギュッと痛くなったり、呼吸がとても浅くなったりすることでした。息苦しさのあまり、変な咳が出たりすることもあります。

これは大丈夫な時は大丈夫なのですが、いつも突然やってきて、そうなってしまうと何をやっても良くならず、明らかに挙動不審に見える時も多かったと思います。
なぜか初対面の時は大丈夫な人でも、2回目とか3回目に会う時がひどかったりします。

自分がサラリーマンを辞めて独立することなど全く考えていなかったのも、この症状があって人とうまくやれる自信がなかったのが大きいです。
今考えると、僕にとって、他人はいつ自分を攻撃してくるか分からない、とても怖い存在だったのかもしれません。

この症状は、以前に書いたカウンセリングを始めてからほんの少しだけ収まり、ヨグマタジの瞑想を始めてからは目に見えて頻度が少なくなっていきました。
覚えているのは、ヨグマタジの瞑想を始めてから1年半くらい経った頃、急にこの症状が強めに出たことがあって、「あ〜、まだ良くなってなかったか」と結構落ちこんだことです。

正直、今でも、ごくたまにそういう感じになる時があります。
でも、胸の痛みは全くなくて、息苦しさも以前の体感の1/5くらいな気がします。
先日もそういう感じになりましたが、「まだあるんだな」という感じで、「瞑想を続けていけばそのうち完全になくなるかもな」と思って特に落ち込むこともありませんでした。